ｕｎｄｅｍｉ’ｓ　ｄａｉｒｙ

昨日の出来事。

夜11時すぎ、相棒から、友人が亡くなった。と連絡がきた。
まだ38さい。孤独死だった。

相棒の繋がりでまた再会した、友達。

かれこれ9年程前の年月になる。


彼女が亡くなった事を今回ブログに書こうと思ったのは、
彼女が生きた証を記しておきたかった。


嫌われ松子の一生 という 小説を以前に読んだ事がある。

彼女の人生は松子以上の壮絶な時を、この38年間でしてきた。


彼女は相棒を慕い、相棒もよく気にかけ、会った後、彼女はいつも
今日はありがとう。こうやって友達に会う事がないからほんとうに嬉しいと噛みしめるように言っていた。
最後に三人で会ったのは彼女の亡くなる2ヶ月半前。


彼女の人生の歯車が何かから変わってきた事、選択してきたのは彼女だが、必死に生きた彼女が最後に話した事が
普通の人との幸せがほしい だった。


ふつうの幸せ。
しあわせ。。。
家族といる幸せ。友達がいる幸せ。
愛する人がいる幸せ。
守ってくれる人がいる幸せ。
守る人がいる幸せ。
お水やご飯を食べれる幸せ。
服をきれる幸せ。眠れる幸せ。
仕事がある幸せ。
笑って話せる幸せ。
怒れる人のいる幸せ。気にかけてくれる人がいる幸せ。


彼女の望んだ幸せ。


心の底から幸せをかみしめられる時は、底をみた人じゃないとわからないのかもしれない。

よくいう、皆が口にする感謝という言葉も。
かみしめて感謝する時がどれだけあるのだろう。


彼女の死がもうすぐ近いのでは‥と少なからずよぎっていた私達。
虫の知らせのように、相棒が彼女へ連絡しようとしていたその時彼女は亡くなっていたのかもしれない。

幸せだった？と聞いたら彼女は首を横にふるかもしれない。

幸せ 生きてる間にどれだけ実感するのかも、私たち次第。

笑って首を縦にふれる人生を送れたらどれだけ幸せなのだろう。

彼女が生まれ変わり、次の人生を歩む時間に幸せをかみしめられたら。と願う。

私達も、ありふれた幸せを、当たり前でなく、物事、人を思いやれる人生を送ると誓い。

合掌します。

レイカちゃんに愛をこめて。